Loading

INFORMATION

2020年度8月第一例会「ジュニア・アクト・クラブ」

今年で33年目の継続事業である「青少年育成事業ジュニアアクトクラブ(JAC)」について、7月25日(土)、7月26日(日)、8月8日(土)の3日間で開催いたしました。はじめに、コロナ禍での事業構築となりましたが、今事業を後援いただいた美唄市、美唄市教育委員会、美唄ライオンズクラブ、美唄ロータリークラブ、国際ソロプチミスト美唄、更生保護女性会の皆様に厚く御礼申し上げます。並びに、今事業を協賛いただきましたコープさっぽろ美唄店様にも改めての御礼を申し上げます。このような経済状況下にも関わらず我々の事業にご賛同いただき、美唄市の将来ある青少年育成のため、我々と一緒に有志を共有していただいたことで子供達に笑顔あふれる素晴らしい事業が構築できたと振り返ります。


7月25日はJAC開校式を皮切りに、今事業のメインテーマであるドローンを活用し空からの環境調査を行うために必要な座学講座を受講しました。協力企業として株式会社コードデザイン様へ事業への協力を依頼し、関係法令遵守はもちろんのことドローンを活用することの優位性を学び、普段めったに見ることができないドローン機器の特徴を直接見て触れて学ぶことができました。ドローン操作訓練においては、スカイパーク美唄(農場離着陸場)の滑走路を貸し切り、協力企業様監修のもとでカメラ付トイドローンを実際に操作する訓練を、1人1人へ体験学習に基づき伝えることができました。この後、子供達が2班に分かれ今後開通を見通す道道美唄富良野線沿道の中から調査してみたい場所を地図を見て話し合い、「撮ってみたい!」と思う場所を全員が決めて翌日の現場空撮実習に臨みました。

7月26日は実際に東美唄地域をベースキャンプにして国設スキー場、我路ファミリー公園、旧三菱炭鉱竪坑櫓、美唄ダム、美唄山登山口、東美唄トンネル周辺など子供達の意向に沿って協力企業様に空撮用ドローンを飛ばしてもらい、カメラワークを実際に子供達が行うことで、地上からは決して見ることができない絶景の美唄をまるで鳥になったような視点で擬似体験することができました。普段の生活では目にすることができない美唄市の新たな一面を知ることができ、我々の事業が起因して、子供達に新たな好奇心を醸成するためのきっかけ作りができたと感じています。

8月8日はJAC閉校式にて、撮影した空撮動画を子供達それぞれにスポットライトが当たるよう編集して上映会を行いました。子供達が喜んでいる姿を見て、家族や友人に自慢したくなるような幻の美唄が数多く映像に残されている作品になったと振り返ります。作品についてはYouTubeにアップして子供達が友達などへ紹介できるよう工夫しました。

3日間の日程に参加してくれたJAC生の皆さんへ。
今年の夏休みは短く、お祭りなどのイベントも少なく例年と比べ記憶に残る夏でしたね。しかし、この短い夏に10名の皆さんと事業を通じて出会えたことは、我々にとってもかけがえのない記憶としてずっと後世まで記録に残ります。皆さんが空撮した場所は、数年後道路が開通すると立ち入ることができなくなるかもしれません。それでも美唄市民としていち早くこの道道美唄富良野線を考え、若い世代である皆さんが先見の明をもって、様々な可能性を秘めたこの場所の記録を次代に残してくれたことに大きな意味があると思います。自分達がまだ見たことない景色は、自分達が見てみたいと強く願い、臆することなく積極的に興味関心を抱くことで、決して見ることができない景色ではなくなるということを、これから大人になる課程でも忘れないでほしいとエールを送り結びと致します。参加してくれたJAC生の皆さん、事業にご理解いただいた保護者の皆様、様々な形でジュニアアクトクラブを支えていただいた全ての皆様、本当にありがとうござました。

介意のひと未来永劫委員会 委員長 髙橋大介

去年の様子はこちら

PAGE TOP